次の夢はCDづくりでした
前回のこのコーナーでは、「本の出版」について書きました。
今回は、その本を出版した翌年のお話です。
「去年はよく本が出せたなあ」と、しみじみと過ぎた日々を振り返りました。そして、「今年は何をしようかな?」と考えたのですが、何も思い浮かびません。
そこで、「もし命が今年で終わると言われたら、何がやりたいだろう?」と自分に問いかけてみました。
すると、ふと子どものころの夢を思い出しました。
小学生のころ、友人の前田クンと毎日「将来は歌手になろうね」と言いながら、歌を歌って帰っていました。しかし、大きくなるにつれて、「そんな夢は叶うわけがない」とあきらめていました。
それが、「歌手になるのは無理でも、自分で作った歌のCDを作ることならできるのではないか」と思い当たったのです。
ちょうどそのころ、ある実業家の方と出会いました。
その方が昔実現された夢の話を聞かせてくださり、胸が熱くなりました。
お別れしたあと、お礼のメールを書きました。そこに私の子ども時代の夢と、「CDを作りたい」という今の夢のことを書きました。
すると、その方からすぐに返信がありました。
「いいですね。その夢、応援します」
そう書かれていました。
そして1週間後、再びその方からメールが届きました。
「録音スタジオを用意したので、いつでもどうぞ」
そう書かれていました。
私は体に電気が走るような思いがしました。
そこから本気で作詞・作曲に取り組み、レコーディングの準備を進め、無事にCDを完成させることができました。
前回のこのコーナーでも、「口に出せば夢は叶う」と書きました。
このときも、「CDを作りたい」という夢が叶いました。
そして、もう一つ気づいたことがあります。
夢を叶えるコツは、夢に期日を設定することです。
本を出版したときは、「出版記念講演」の日程が先に決まっていました。今回のCD制作では、娘の結婚式でプレゼントするという期限を決めました。
「夢は叶わないが、目標は叶う」と言われます。
夢に期日を設定すると、それは目標になるのだそうです。
これからも夢が生まれたら、夢のままで終わらせないために期日を設定し、目標にしていきます。
そして、一つひとつ実現させていきたいと思います。
コラムを書いた人
にしかめ まこと西亀 真
盲目のセラピスト・アイマスク講演家。「幸せの入り口屋」初代当主。広島県三原市生まれ。
百貨店でシステムエンジニアとして勤務後、難病「網膜色素変性症」を発症。視力を失う中でカウンセラー資格を取得し、産業カウンセラーとしても活動。現在は全国で講演活動を行い、「感謝と挑戦とあきらめない」をテーマに心を整えるメッセージを届けている。
はこちら
著書のご紹介
西亀真さんはこれまでに
2冊の著書を出版されています。
幸せの入り口屋いらっしゃいませ
盲導犬シエルと歩いた幸せの道

@manaby_honmachi
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